ゴルフ上達プログラム  スイング形成編
   
        
ゴルフ上達を望むすべての人へ

慣とは変えにくいものです。例えば、我々は小さな時からドアの取っ手を時計回りに回していますよね。

それを逆に回すように指導されたとします。やってみる、毎回本能的に「以前通りに時計回りに回そうとする」が、一瞬止め、「逆にしよう」とする。

すると、しばらくすると昔からの自分の「時計回り」の癖が「逆時計回り」になっていきます。

しかし、もし火事があった場合は、ドアまで走り、やはり「時計回り」に回してしまうものなのです。

つまり、プレッシャーがあると、以前の習慣に完全に戻ってしまうということなのです。

ゴルフも全く同じです。

練習場で悪い癖が直っていても、果たしてコースに出た場合でもそれができるでしょうか?

練習場でたとえうまくできても、プレッシャーのある状況では、そうはうまくいかないことが多いのです。

それを、あなたはいかにして乗り越えるのか。その最も力強い答えは練習

練習しすぎるということはありえません。”継続は力”です。

間違っても、これを読めばうまくなると言うような奇跡的なものはあり得ません。


のレベルを維持するだけでさえ練習しないといけないのがゴルフです。

ゴルファーに限らず、音楽家、芸術家、外科医、弁護士、機械工、パイロットなど、それぞれの能力を発揮するためには常に訓練が必要です。

まして競技にでるのであれば、今のレベルを守るだけでなくそれ以上に向上を目指さなければなりません。

もちろん、練習にかける時間が多ければ多いほど上達しますが、これに当てはまるのは
下記の3点が満たされた場合に限り有効なのです。

1.練習していることが物理的に正しい

2.練習時間を効率的に使っている・・・有意義に時間を使っているか、ただ単に時間を費やしているか。

3.一度に長く練習するよりも、常に練習する。

古賀 小林PGAツアープロ

いろいろなスイングのプロがいますが物理的に共通するのは

腰から腰の(ビジネスゾーン)ダウンからフォローにかけるフェースと

ヘッドの動き
です。

ビジネスゾーンにおいてアドレス時のシャフトのラインをヘッドとシャフトが

がなぞりきることが共通なのです。

シャフトがこのラインをなぞれば、上の写真のような場所に一旦ヘッド

は出てきます。

過去9000人以上レッスンしましたが初めからこのラインにヘッドが抜けて

いるアマチュアは2人だけでした。

ほとんどのアマがこのラインよりアウトに抜けています。アウトサイドインに、振られていてもその後アウトに抜けているのです。


原因は、体が止まって手だけで振り切るからです。


シャフトラインに沿って振り切ればインパクトがゾーンとなりそれだけナイスショットの確率が高くなります。

ですから、まずは回転で打つ感覚を養う練習法を知るところから始めないとならないと考えています。



もちろん
ゴルフ練習場で練習するのは当然のことですがすでに「イメージトレーニング編」をご覧になられたあなたは、必ずしもそうした場合だけが練習の場ではないことをご理解されれているはずです。

短時間であっても何度も練習する方が、同じ時間を一度にかけるより絶対に効果的です。

コースや練習場が自宅や職場に近いのであれば、仕事の前後に練習するのは可能ですが一般的ではありません。

第一お金がかかってしまします。


こで、今回のスイング形成編では上記の3点がご家庭でも簡単に出来る練習方法も交えご紹介します。

スイングを形成する上で最も大切なのが、ハーフスイング(手が腰から腰)を主体とした練習です。

一つの形を体にイメージ付けするには最低15分は同じ動きを繰り返すことが必須です。

ところが、どうでしょう。

15分ハーフスイングを意識して練習している人が練習場を見渡してもまずはいません。

15分どころか5球も我慢できない方が大半です。

だからうまくならないのです。

ウエッジのハーフスイングがまともに当たらないのにドライバーが当たるはずもありません。

ウェッジのハーフスイングが100発百中真っ直ぐいくように練習し、徐々に番手を上げ、ドライバーでもハーフスイングで真っ直ぐ飛ぶように練習する、これが
最も早く上達する秘訣です。

インストラクターの問題もあります。

いきなり初心者にフルスイングから教え、フィニッシュの形を教える・・・・・

ハーフスイングの動きが切腹するようになっていてもお構いなしです。

思わず「なんでやねん!!」と叫びたくなってしまいます。


た、アマチュアの方の練習風景を見ていますとよく、ショットする前にシャドーでイメージを入れ練習する方を見かけます。

これは、とても大切なことです。
.
しかし、残念なことにこのシャドーが間違っている方が大半です。

そういう光景を見たときインストラクターとして、その方にアドバイスしたくなってウズウズ

するのですがそういうわけにもいかず思わずため息が漏れてしまいます。

カリスマインストラクターと言われる方々が、本当に重要な情報を週刊誌当で流され

ていて、多くの方がそれを読まれているにもかかわらず、何故こうも情報が伝わらないか

残念でなりません。

ですからDVDで皆さんに情報を流そうと思いました。


ルフは回転運動です。

しかし、スイングが回転というイメージを持ちにくいのも事実です。

それは、前傾が入るからです。

逆に言えば、前傾を入れなければ回転のイメージがわかりやすくなり、回転で打てるよう

になれば飛んでいく球の方向で、正しい回転が出来ているか直ぐにわかるようになります。

こういう練習を積み重ねますと、打った瞬間にミスの原因がわかるようになってきます。

ここで、あなたのゴルフのレベルは一つステップアップしたことになります。

そして、この練習のイメージを前傾を入れたときに取り入れていくのです。

今回のDVDでは出来うる限りハーフスイングの動きについて説明しています。

手のポジション・左手の小指の使い方・バックにおける右手のフィーリング等々。

そして上記の2,3が出来るようお部屋の中でもできる練習方法もご紹介しています。

常に練習できることも、上達のポイントですから。

主な内容は以下の通りです。

No. タイトル 内 容 イメージ
1. ランチャーを使ってアドレスを確認する 練習器具を使い、両手の揃ったアドレスを作る。
2. 体の回転でスイングする感覚を養う まずは、前掲を入れず基本的な回転の仕方と、フェースの動きを知る
3. 腰の高さのボールを打ち回転の仕方を理解する 前傾を入れない方が回転でボールを打つイメージが持ちやすいため、家庭でも出来る腰の高さのボールを打つドリルを紹介
4. ボールの真後ろを打つイメージで、スイングする ゴルフとは、ほんのちょっとしたイメージの変化で激変するものです。そこで、打球の一つのイメージを紹介ドライバーが苦手な方は必見です
5. スイングイメージを進化させる 一つの動きを繰り返し、意識する場所を変えることにより、スイングイメージは進化する
6. 回転でスイングすれば最大のHSが得られる 回転で、ボールを打つことが、飛距離アップにもつながる
7. ハーフスイングでスイングを形成する ハーフスイングでのチェックポイントを満載
8. 腕の動きをコントロールする 腕が正しく動くためのノウハウを伝授
9. ハーフスイング練習ドリルを紹介する 正しく体の回転で打球出来ているか等を確認できる練習方法を公開
10. オンプレーンにスイング出来ているかを確認する ビデオを使わず、簡単にオンプレーンにスイングできているか確認できる練習方法を紹介
11. シャンクをなくすには シャンクが絶対にでない練習方法を紹介
12. 3/4スイングでスイングを形成する 体が回転すればスイング中に肘を上げ下げせずに肘が動く
13. 右前腕の使い方を知り、3つの形でスイングを形成する 多くの方が間違っている右前腕の使い方の解説と、スイングを形成するための3つの練習方法を紹介
14. スピンアウトしていないかを確認する スピンアウトせずに軸回転が出来ているかを確認する練習方法を紹介
15. 右足首の使い方を知る 右足首の使い方を知ることで、スピンアウトを矯正できる
16. 体重移動は自然に発生する 股関節や右足の使い方がわかり、自然に体重移動が発生する感覚を養うドリルを紹介
17 右手とフェースの関係を知る 多くの方が間違っている右手のコック(リストセッティング)の仕方が簡単にわかる練習方法を紹介
18. ハーフウェイダウンで両股関節が水平であれば肩は下がらない 肩を下げないようにするのではなく、肩の下がらない体の使い方について解説
19, 右手を伸ばしながらダウンスイングするとは 右手が勝手に叩きにいく、体の動かし方について解説


以上、1時間20分です